研究大会
研究大会を開催し、国内外に研究成果を発信します。
和食文化学会では年1回研究大会を開催し、会員の研究発表と交流の場とするとともに、一般公開シンポジウムなどを通じて最新の研究情報を広く社会に向けて発信します。
第6回研究大会(2023年)
第6回研究大会は2024年2月17日(土)-18日(土)に、女子栄養大学駒込キャンパスで開催します。
和食文化学会は、2023年度の研究大会を2024年2月17日(土)・18日(日)に女子栄養大学駒込校舎で開催いたします。
17日午後はイベント、18日午前研究発表、午後は大会シンポジウムを予定しています。
詳細は、秋以降に大会特設サイトにて随時、掲載していきます。ご期待ください。
第5回研究大会(2022年)
第5回研究大会のプログラムを公開しました。
第5回和食文化学会研究大会 共通テーマ『和食文化の楽しみ」プログラム2022
日時:2023年3月4日(土曜日)13時30分から、3月5日(日曜日)9時30分から
場所:同志社大学今出川校地烏丸キャンパス志高館1F、主会場SK112教室、ポスター発表SK112教室、会員控室SK107教室、事務局・理事会SK108教室、他
第1日(3月4日)プログラム | ||
13時30分 | 開会挨拶 | 会長 実行委員長 |
13時40分 | 口頭発表1 | 座長 平本毅 討論者 末原達郎 |
山形県の魚醤-飛島魚醤の現在- 白石哲也(山形大学)、荘司一歩(日本学術振興会) | ||
「もどき料理」のおいしさの追求ー食科学を学ぶ私達が考える過去の食との向き合い方ー 三浦加帆、小路侑岳、大徳萌々子、乾ひかり、尾崎隼仁、栗井春奈、貞廣涼佳、豊島千帆、鎌谷かおる(立命館大学食マネジメント研究科、立命館大学食マネジメント学部) | ||
黒大豆の利用方法の沿革に関する調査 ー江戸時代の料理本を中心としてー 堀 直也(丹波篠山市役所) | ||
14時55分 休憩(10分) | ||
15時05分 | 口頭発表2 | 座長 鎌谷かおる 討論者 山本芳華 |
江戸時代の酒の風味と香りの表象 ― 俳諧と戯作から ― 母利司朗(京都府立大学名誉教授)、大関綾(大谷大学文学部助教) | ||
故蘿蔔の食文化 ―俳文「故蘿蔔大根論」の解釈を通して― 樗木宏成(中部大学大学院 博士後期課程)) | ||
「医心方」中毒篇・食用篇の内容分析について 櫻井要(別府大学)) | ||
16時20分 休憩(10分) | ||
16時30分 | 口頭発表3 | 座長 坂梨健太 討論者 アイスンウヤル槙林 |
1980年代以降の家計調査をもとに、菓子の消費動向と地域ごとの食文化の変化について 當眞瑞代(立命館大学大学院 食マネジメント研究科 博士課程後期課程) | ||
乳と和の食文化の融合 ―「ご当地ヨーグルト」の展開 ヨトヴァ マリア(立命館大学) | ||
人新世におけるローカルな食文化 ハイン・マレー(京都府立大学和食文化学科) | ||
第2日(3月5日)プログラム | ||
9時30分 | 開会挨拶 | 会長 実行委員長 |
9時35分 | 口頭発表4 | 座長 阿良田麻里子 討論者 新川達郎 |
京都の酒造りとその歴史―近世を中心に― 小林啓治・小川航典・南薫・三宅咲輝・田代桃子(京都府立大学文学部和食文化学科) | ||
和食料理店をとりまく状況と建物・しつらいの変化の実態 田村 圭吾(京料理萬重) 松原 斎樹( 京都府立大学) 杉本 直子(京都美術工芸大学) 宗田 好史(関西国際大学) 池田 維(京都府立大学) 平本 毅(京都府立大学) 大関 綾(大谷大学) | ||
10時25分 休憩(10分) | ||
10時35分 | 実践報告 | 座長 野中朋美 |
「食の広場」が育んだ「お茶の広場」 ~「日本茶の魅力シンポジウム」等の定期研究会報告~ 小田一彦(公益社団法人京のふるさと産品協会) | ||
日本酒が海外市場で受け入れられる過程での出来事 ―フランスでの事例の紹介― 関川 武利(同志社大学大学院総合政策科学研究科) | ||
11時15分 休憩(10分) | ||
11時25分 ポスター発表 | ||
昭和初期における山野草の食用利用:日本の食生活全集を中心に 大澤由実(青山学院大学) | ||
三重県志摩市のきんこ芋の特徴に関する考察 和田知隼・石川智士(東海大学海洋学部) | ||
Washoku as a Global Foreign Policy Instrument: Culinary Diplomacy of Japan
ウヤル槙林 アイスン(同志社大学) | ||
持続可能な生産と消費者の選択 -チョコレートをめぐる日本の食文化- 雪 美保子(同志社大学人文科学研究所嘱託研究員) | ||
12時25分 昼食休憩 (理事会) | ||
13時30分 和食文化学会総会 | ||
14時00分 | 大会シンポジウム「和食文化の楽しみ―京料理―」 | |
パネリスト:佐藤洋一郎(京都府立大学、和食文化学会顧問)「いくつもの京料理」 | ||
高橋拓児(木乃婦主人、芽生え会)「京料理の技」 | ||
杉本節子(料理研究家、奈良屋記念杉本家保存会)「ケとハレ―暮らしを彩る京の和食—」 | ||
司会;末原達郎(龍谷大学) | ||
16時00分 | 閉会 挨拶 | 会長 次回大会実行委員長 |
申込方法
下記の申し込み方法の区分に従って、正会員、学生会員、一般の方(非会員)の別、対面参加かオンライン参加かの別に応じて、お申込みください。
【申込み期間】
2023年2⽉20⽇(月)〜 2023年3⽉ 4⽇(土)
【申し込み⽅法】
以下の会員・学生会員・非会員の区別、対面かオンライン参加かの区別に注意して、それぞれの参加申し込みURLにアクセスしてください。
「和食文化学会会員・学生会員」
対面による会員参加申し込み(参加費3000円)
対面による学生会員参加申し込み(参加費1000円)
オンラインによる会員参加申し込み(参加費3000円)
オンラインによる学生会員参加申し込み(参加費1000円)
「一般の方(本学会員以外の方の公開シンポジウム参加)」
対面による参加申し込み(参加費無料)
オンラインによる参加申し込み(参加費無料)
【参加費】
3月4日、5日研究大会参加費:会員3000円 学生会員1000円
3月5日14時からのシンポジウム参加費:無料
第4回研究大会(2021年)
第4回研究大会の特設サイトをオープンしました。
第3回研究大会(2020年)
第3回研究大会の特設サイトをオープンしました。
【終了済】第2回研究大会(2019年)
第2回研究大会のプログラムを公開しました。
和食文化学会は、2019年10月19日(土)及び20日(日)の2日間にわたり、山形県鶴岡市にて第2回年次大会を開催します。
山形県庄内地域には、山、里、川、海に四季折々の魅力的な食材があり、食関連産業の振興や、地域の食文化の発信・継承の取り組みが活発に行われています。
その中核都市、鶴岡市は、国内で唯一、食文化部門でユネスコ創造都市の認定を受けています。
本大会は山形県庄内総合支庁や、庄内地域の全自治体などの協力を得て、鶴岡駅前のマリカ市民ホールを会場にして開催します。
直前の10月17-18日には「全国農林水産物直売サミット」、18-19日には「食文化による豊かな郷土づくりカンファレンスと研究会の発足(全国自治体が対象)」がいずれも鶴岡市で開催され、全国から食に関心の高い方々が集まります。そのなかのカンファレンスとは、エクスカーションを共同で行います。
大会プログラムは下記です。詳しくはこちらをご覧ください。
9:00-16:00 | エクスカーションコースA 脈々と引き継がれる焼畑ロードのカブ 【藤沢~田川~温海コース】(集合 9:00) |
9:00-16:00 | エクスカーションコースB 「食」と「祈り」守り継がれる食文化 【羽黒・櫛引コース】(集合 9:00) |
9:00-16:00 | エクスカーションコースC 鮭の食文化と酒田フレンチ【遊佐・酒田へ】(集合 8:45) |
18:00- | 懇親会
会場:マリカ東館1F FOODEVER |
▶︎ 10月20日(日) 会場:マリカ⻄館3F市⺠ホール
8:00- | 受付開始 |
8:40-10:45 口頭発表 | |
8:40-9:05 | 静岡県におけるイルカの食文化と消費動向
岡田 夕佳(東海大学海洋学部) |
9:05-9:30 | 地方都市におけるガストロノミーと観光開発-鶴岡市(山形県)を事例として
尾家 建生(大阪府立大学観光戦略研究所) |
9:30-9:55 | 日本古代の甘み「甘葛煎」の原料植物について
神松 幸弘(立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構)・入口 敦志(第二発表者以降は所属略) |
9:55-10:20 | ラオス北部タイ系住民の魚類発酵食品をめぐる食文化-ふなずしとの比較から(予報)
落合 雪野(龍谷大学農学部食料農業システム学科) |
10:20-10:45 | 江戸の料理レシピを用いたシステムエンジニアリング分析による自動調理・AI 活用の一考察
野中 朋美(立命館大学食マネジメント学部)・鎌谷 かおる・藤井 信忠(第二発表者以降は所属略) |
10:45-11:30 ポスターセッション | |
01 | 西伊豆田子地区に残る塩カツオを用いた商品開発
花森 功仁子(東海大学)・川本 大智・山西 秀明・清水 宗茂・日比 慶久・金子 誠・岡田 夕佳・鉄 多加志・関 いずみ・武藤 文人・荻野目 望・石川 智士 (第二発表者以降は所属略) |
02 | 日本における自然環境と食の関係性を探る-納豆食文化を事例に-
三浦 加帆(立命館大学食マネジメント学部)・立石 綾・八木 沙絵・吉越 萌・野中 朋美・鎌谷 かおる(第二発表者以降は所属略) |
03 | 久能石垣イチゴ栽培の歴史からみる伝統農業と食文化の変遷-新たな価値の創造を目指して-
前田 節子(静岡英和学院大学)・横関 隆登・海野 保・鈴木 克己(第二発表者以降は所属略) |
04 | 食感を表す日本語オノマトペの豊かさについて、歯科的考察
河野 亘(京都府歯科医師会)・岸本 知弘(第二発表者以降は所属略) |
05 | 京懐石のハ寸に仕掛けた京料理人のデザイン
橋本 憲一(京都大学経営管理大学院) |
06 | 歴史学・システム学の融合研究による江戸時代の料理本・料理書の解釈
鎌谷 かおる(立命館大学食マネジメント学部)・野中 朋美(第二発表者以降は所属略) |
11:30-12:00 総会 | |
13:00-16:00 公開シンポジウム 【地域のWASHOKUを考える】 ● 対談「地域らしさと⾷」奥⽥ 政⾏⽒ × 江頭 宏昌⽒ ●「⾷の都庄内」親善⼤使による地域⾷材を使った創作料理 太⽥ 政宏⽒ フレンチレストラン ロアジス 最⾼顧問 奥⽥ 政⾏⽒ イタリアンレストラン アル・ケッチァーノ オーナーシェフ ⼟岐 正富⽒ 全国技能⼠連合会調理(⽇本料理)部⾨マイスター |
【終了済】第1回研究大会(2018年)
2018年度第1回研究大会のプログラムを公開しました。
和食文化学会は、2019年2月23日(土)及び24日(日)の2日間にわたり、京都府立京都学・歴彩館を会場として第1回年次大会を開催します。
2月23日(土)には、13時から山極壽一京都大学総長によるご講演、生間流式庖丁の実演およびトークの二つの特別行事を開催いたします。なおこの特別行事には、非会員の方々もご参加いただけます(資料代として1000円頂戴します)。
2月24日(日)には、午前中に口頭報告による研究発表および午前午後にかけてポスターセッションを予定しております。そして15時からは実践を中心とした「食の広場」を開催いたします。24日のご参加は会員の方のみとさせていただきます。
12:00- | 受付開始(大ホール) |
13:00- | 開会 |
13:00- | 会長挨拶 |
13:10- | 招待講演
講演題目:調理はヒトに何をもたらしたか―ゴリラの食生活から 講演者:山極 壽一(京都大学総長) |
15:00-16:00 | 生間(いかま)流式庖丁実演&トーク |
17:30- | 懇親会
会場:御所西京都平安ホテル |
▶︎ 2月24日(日) 会場:小ホール
9:10- | 受付開始(小ホール) |
9:30-12:00 口頭発表 | |
9:30-9:50 | 畑と畠の風景ー十七世紀の俳諧資料よりー
母利 司朗(京都府立大学文学部) |
9:50-10:10 | 奈良県山間地集落における本願寺派報恩講の「お斎」に関する研究
末原 達郎(龍谷大学農学部)・玉井 鉄宗・橋本 翠(第二発表者以降は所属略) |
10:10-10:30 | 日本独自のテーブルコーディネートー家庭にみる萌芽期の食空間演出の意義ー
長尾 典子(奈良女子大学大学院) |
10:30-10:40 | 休憩 |
10:40-11:00 | 平安時代の食材環境と京料理人の考察
橋本 憲一(京都大学経営管理大学院) |
11:00-11:20 | スローフード協会と和食
石田 雅芳(立命館大学食マネジメント学部) |
11:20-11:40 | 味噌汁摂取が糖尿病患者に与える影響の検討:KAMOGAWA-DM cohort study
濱口 真英(京都府立医科大学内分泌・代謝内科学)・坂井 亮介・橋本 善隆・鍛冶 亜由美・川手 由香・岡村 拓郎・間嶋 紗織・千丸 貴史・福田 拓也・牛込 恵美・浅野 麻衣・山﨑 真裕・福井 道明(第二発表者以降は所属略) |
11:40-12:00 | 「日本食」の移動と変容ーイタリアの事例を中心としてー
田林 葉(立命館大学政策科学部) |
12:00-12:30 総会 | |
12:30-13:30 昼食休憩 | |
13:30-15:00 ポスターセッション | |
01 | 京野菜の魅力とブランド戦略の展開
小田 一彦((公益社団法人)京のふるさと産品協会) |
02 | 幕末長州藩における柑橘類の生産村の分布とその特徴ークネンボを中心としてー
五島 淑子・柴田 勝(山口大学教育学部) |
03 | 静岡県掛川市横須賀の在来サツマイモ’にんじん芋’の保全と活用のための学際的研究と地域連携による実践活動
富田 涼都(静岡大学農学部)・前田 節子・小鹿 祥子・松浦 直毅・花森 功仁子・柴田 康佑・柴田 美穂・浅井 辰夫(第二発表者以降は所属略) |
04 | 日本最古の医学書『医心方』で見る食文化と栄養学
櫻井 要(有限会社 まなをかし) |
05 | Interaction between Globalization and the "Washoku Culture"
UYAR MAKIBAYASHI AYSUN(同志社大学グローバル地域文化学部) |
06 | 「食と倫理的(エシカル)消費 ~京都から繋ぐ大学生と子どもの相互教育~」
雪 美保子(同志社大学大学院) |
07 | 大学生の食行動に影響する要因探索研究:和食文化学の視点から
太田 はるか(同志社大学大学院)・新川 達郎・高橋 由光・中山 健夫(第二発表者以降は所属略) |
08 | 京都に残されていた九条系”一本”ネギ
小笠原 慧(株式会社トーホク)・木村 淳(第二発表者以降は所属略) |
15:00-16:20 食の広場 | |
15:00-15:12 | オーダーメイドによるこだわりの京野菜栽培
石割 照久(株式会社 嶋石) |
15:12-15:24 | 発酵食品を通じた京都市上賀茂における伝統農業文化・技術継承に関する実践的研究
森田 早映子(同志社大学大学院) |
15:24-15:36 | 「料理人と研究者の対話」研究会の試み
平本 毅(京都大学)・栗栖 基・佐藤 洋一郎・仲田 雅博・橋本 周子・藤原 辰史(第二発表者以降は所属略) |
15:36-15:48 | 世界の台所探検から考える和食の未来
岡根谷 実里(クックパッド株式会社) |
15:48-16:00 | 「クックパッド」におけるスマートキッチンの取り組み
伊尾木 将之(クックパッド株式会社) |
16:00-16:20 | 総合討論 |
連絡先、お問い合わせ先(お問い合わせはE-mailかFAXでお願いします)
和食文化学会事務局
〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
京都府立大学京都和食文化研究センター内
E-mail:info[at]washoku-bunka.jp([at]内をアットマークに変換)
TEL 075-703-5251 FAX 075-703-5149