和食文化学会

研究大会

研究大会を開催し、国内外に研究成果を発信します。

和食文化学会では年1回研究大会を開催し、会員の研究発表と交流の場とするとともに、一般公開シンポジウムなどを通じて最新の研究情報を広く社会に向けて発信します。

第7回研究大会(2024年)シンポジウム『郷土食からみた和食 信州の発酵食を事例に

第7回研究大会(2024年)

2024年度第7回研究大会を『郷土食からみた和食 信州の発酵食を事例に』を共通テーマに下記の通り開催いたします。

 参加ならびに研究発表の申し込みは、下記の申し込み期間内に、google formsアンケート(https://forms.gle/4RhXJt1js7ohfchGA)にご入力いただき、参加費の支払いを行ってください。
なお、アンケートの入力ができない場合は、メールで大会実行委員長 中澤(nakazawa.hiroko[アットマーク]u-nagano.ac.jp)にご連絡ください。

                                        
【日時】 2024年9月11日(水)~12日(木)
【スケジュール】

共通テーマ 『郷土食からみた和食 信州の発酵食を事例に』
日時 9月11日(水曜日)13時(長野駅在来線改札口近く集合)~17時30分
内容:貸切バスにて、エクスカーション(信州の伝統野菜「ぼだんごしょう」圃場と八幡屋磯五郎工場の見学)、
18時~20時 懇親会(長野駅善光寺口駅前 「宴席 油や」)

9月12日(木曜日)8時50分~16時
場所:長野県立大学三輪キャンパス
  主会場 ラーニングホール、 ポスター発表 ショールーム、
会員控室:ショールーム 事務局・役員控室:講義室B11、
講師控室:講義室C11、理事会:講義室C12
内容:研究発表(発表15分+質疑応答5分)、理事会、総会、ポスター発表、
情報交換会、公開シンポジウム

第2日目 (9月12日) プログラム 9時30分会場(長野県立大学(三輪キャンパス)
8時50分 開会挨拶 和食文化学会 会長 南 直人(立命館大学)
口頭発表1 座長 山本 芳華(平安女学院大学)
9時 日本における魚醤油の開発と普及に関する一考察~近代から現代までを中心に
〇守屋 亜記子(女子栄養大学)
9時20分 郷土を表象する料理としての報恩講料理~質素倹約と儀礼要素との超克
〇嘉瀬井 恵子(福井大学)
9時40分 京料理屋の業態変化~カウンター割烹店の普及を題材に
〇平本 毅(京都府立大学)・渡邉 菜有(第二発表者以降は所属略)
10時~10時10分 休憩(10分)
口頭発表2 座長 南 直人(立命館大学)
10時10分 ガストロノミーについての考察
〇尾家 建生(平安女学院大学)
10時30分 摂食嚥下障害により制約された食生活から食のあり方を考える~胃ろうという「第二の口」をどう考えるか
  〇齋藤 真由(東京都立荏原病院)・守屋 亜記子(第二発表者以降は所属略)
10時50分 料理本から紐解く江戸時代の豆腐製品とその活用
〇三浦 加帆(立命館大学大学院)
11時10分~11時20分 休憩(10分)
口頭発表3 座長 守屋 亜記子(女子栄養大学)
11時20分 京料理店の空間評価に影響を及ぼす要因~伝統的文化活動の経験と二十四節気の知識に着目した検討
〇池田 維(京都府立大学)・松原 斎樹・森下 正修・田村 圭吾・杉本 直子・宗田 好史・平本 毅・大関 綾・神代 圭輔・古田 裕三(第二発表者以降は所属略)
11時40分 持続可能な地域資源マネジメントと柿の消費について~奈良県五條市の柿の地域連携による授業アンケート調査の結果より
〇山本 芳華(平安女学院大学)
12時~ 「昼食休憩(この間に理事会を開催予定)」
13時~ 和食文化学会総会予定
13時30分~14時 ポスター発表(コアタイム 奇数番号 13時30分~13時45分 偶数番号 13時45分~14時)
14時~14時30分 情報交換会
ポスター発表1 信州のもちとうもろこし在来品種の伝統的加工利用法
〇西澤 国之(信州大学)・根本 和洋・松島 憲一(第二発表者以降は所属略)
ポスター発表2 昭和初期における自家製発酵食・保存食の実践~計量テキスト分析を通じて
〇山根 史博(広島市立大学)・松下 京平・法理 樹里(第二発表者以降は所属略)
ポスター発表3 飯綱町における文化庁100年フード「やたら」の認定と次世代への食文化の継承の取り組み
〇中澤 弥子(長野県立大学)
ポスター発表4 室町将軍の御膳再現プロジェクト
〇小川 航典(京都府立大学大学院)・三宅 咲輝・岡田 佳央理・齊藤 百音・吉田 晴絵・小粥 芹香・東 祥太郎・廣瀬 美紀・宮原 響子・浪花 里桜(第二発表者以降は所属略)
ポスター発表5 「宇宙食文化」の提案 ‐和食と宇宙日本食の関係から考える‐
〇南 薫(國學院大學大学院)・植村 優香・平嶺 和佳菜・平田 真唯・和田茜・外田 悠生・金子 明日香・坂口 詩乃・井上 あすか(第二発表者以降は所属略)
ポスター発表6 江戸時代の「もどき料理」の現代的活用と普及手法の構築~メニュー化およびイベント出展を通じた実践的検証
〇三浦 加帆(立命館大学大学院)・雲日 真利・倉本 恵梨・山野井 豪・今井 寛人・ 大前 亜悠・川崎 賢人・松田 梨沙・稲垣 由希奈・上田 朋佳・鎌谷 かおる(第二発表者以降は所属略)
ポスター発表7 木曽地方におけるコナラ属堅果類の伝統的食用利用~「ひだみ」とその栄養成分分析について
〇都竹 亜耶(信州大学)・瀬戸 美恵子・濵渦 康範・根本 和洋・松島 憲一(第二発表者以降は所属略)
ポスター発表8 海なし県信州の「すし」と酢飯~酢飯の変化と東京との違い~
〇山田 紗斗美(すし文化講座 寿司道)
ポスター発表9 「信州の伝統野菜を映像で残す映像アーカイブスプロジェクト」とその期待できる効果
〇松島 憲一(信州大学)・丸山 康照(第二発表者以降は所属略)
14時30分~16時 公開シンポジウム「信州の伝統野菜と発酵食」
ファシリテータ 松島 憲一(信州大学)
シンポジスト  横山 タカ子(料理研究家)
シンポジスト  宮坂 直孝(真澄蔵元 宮坂醸造株式会社 代表取締役社長 長野県酒造組合会長)
シンポジスト  吉川 茂利(長野県味噌工業協同組合連合会 理事)
16時~ 閉会 挨拶 大会実行委員長 中澤 弥子(長野県立大学)
後援:長野県立大学


【9月12日 会場】 長野県立大学三輪キャンパス(〒380-8525長野県長野市三輪8-49-7)
      https://www.u-nagano.ac.jp/about/campus/access/
      (長野駅から長野電鉄で本郷駅下車、徒歩約10分)

【申し込み期間】
・エクスカーションおよび懇親会         2024年7⽉1⽇〜 2024年8⽉31⽇
 貸し切りバスで移動のため、エクスカーションは先着25名で募集いたします。
・研究大会の参加                  2024年7⽉1⽇〜 8⽉31⽇
*当日も参加受付をいたしますが、できる限り事前に申し込みください。
・研究発表(口頭発表およびポスター発表)  2024年7⽉1⽇〜 2024年8⽉10⽇17:00

【参加費】
9月11日 エクスカーション参加費(お土産付き):会員1500円 学生会員1000円
9月11日 懇親会参加費:会員8000円 学生会員3000円
9月12日 研究大会参加費(昼食代:おやき2個とお茶含む):会員3000円 学生会員1000円
9月12日 公開シンポジウムは非会員も参加可能で参加費:無料
なお、学会費は非課税です。領収証は当日、お渡しいたします。

【支払い方法】
和食文化学会研究大会専用の銀行口座 三井住友銀行京都支店(店番号496) 支払い宛先 和食文化学会(ワショクブンカガッカイ) 普通 口座番号 9844552 に振り込みください。
なお振り込み手数料は別で合計金額をお振込みのほど、お願いいたします。振り込み手数料は各自でご負担のほど、お願いいたします。
また、振り込みの際には個人名の記載をよろしくお願いいたします。例 ワショク タロウ

口頭発表およびポスター発表の申し込み要領

(1)研究発表申し込み(口頭発表・ポスター発表)
【申し込み方法】
 メールタイトルを「第7回和食文化学会研究大会発表申込および要旨原稿送付(氏名)」として、下記の項目をメール本文に明記し、Emailでお申し込みください。
(nakazawa.hiroko[アットマーク]u-nagano.ac.jp宛)
① 発表者氏名(複数でも可) 内一名は会員であること
② 発表者所属
③ 口頭発表・ポスター発表の希望の別
④ 連絡先(電話番号およびEmailアドレス、代表者のみで可)
*口頭発表(実践報告を含む)は、発表15分+質疑応答5分の予定です。口頭発表は8名の予定です。人数を超えた場合は、ポスター発表でお願いいたします。ポスター発表に変更いただく場合は、メールで発表受付締め切り後数日以内にご連絡いたします。
*発表者のうち1名以上は本会会員であることが必要です。
*プログラムは編成次第ホームページで公開いたします。

(2)要旨原稿の提出について
【提出方法】
 (1)のEmailでの送付時に、ファイル内に下記の項目を明記した要旨原稿を添付して
お申し込みください。
  要旨原稿はMicrosoft Office Wordを用い、以下の【要旨作成様式】に準じて、テンプレート(発表要旨フォーマット例)を利用し作成してください。
① 発表者氏名(演者の氏名の前に○を記入)
② 発表者所属(氏名に続き(  )内に記入)
③ 連絡先(Emailアドレスと電話番号、代表者のみで可)
申し込みのEmailを確認後、Emailの返信で受領のお知らせをいたします。申し込み後1週間以内に連絡がない場合は、必ず【申し込み先】にお問い合わせください。
【要旨作成様式】
Microsoft Office Wordを使用する。
1演題につき、A4用紙1ページにする。1ページ当たり35字/行、36行に設定する。スペースはシングルスペースとする。余白は上下25mm、左右25mmとする。
フォントは、日本語にはMS P 明朝、英数にはCenturyあるいは同等を使用し、サイズは12ptとする。
句読点は「、」と「。」を使用する。
発表者の所属が異なる場合は、氏名右肩ならびに所属左肩に番号をつけて発表者それぞれの所属がわかるようにする。
本文は目的、研究方法、結果や考察などが明確に分かるように記述する。
ページ数は入れない。
図表を添付する場合も原稿スペース内に収める。

【申し込み先】
  長野県立大学 健康発達学部 中澤弥子 宛
   Email nakazawa.hiroko[アットマーク]u-nagano.ac.jp
【申し込み締め切り】
    2024年7⽉1⽇(月)〜 2024年8⽉10⽇(土)17時

(3)口頭発表の方法について
【発表時間】
*口頭発表(実践報告を含む)は、発表15分+質疑応答5分の予定です。要旨の記載が不十分などの場合は、発表が採択されないこともあります。また、口頭発表の数には制限がありますので、ご希望に添えないこともあります。ポスター発表に変更いただく場合など、メールで発表受付締め切り後数日以内にご連絡いたします。また、発表時間などを変更する場合は、演者にメールで連絡します。
【発表機器】
OSはWindows 11でMicrosoft Office 365 のPower PointをインストールしたPCを使用いたします。Macで作成された場合は、Windowsでの動作確認をお願いいたします。スライド画面の比率は横縦比16:9の比率を推奨いたします。
【発表データ】
 演者はUSBフラッシュメモリで発表データを会場前のデータ受付にご持参ください。研究発表会当日、ウイルスチェックを行った後、指定のPCにデータをコピーしてください。ファイル名は発表者氏名としてください。PCにコピーした発表データは実行委員会が責任を持って消去いたします。事前にホームページで公開いたします発表会プログラムに記載しておりますデータ入稿時間にデータのコピーを行ってください。また、念のためPDFファイルを作成ください。時間内に入稿未了の場合は発表できません。
【発表時の注意】
  発表予定時間の20分前までに会場にお入りください。
  ご自身の発表の直前の発表時には、次演者席にご移動ください。
  発表時のPC操作は演者自身で行ってください。

(4)ポスター発表の方法について
 ポスターはA1サイズ(594mm×841mm)、うち表題(演題名・所属・氏名)は縦200mm以内で作成ください。なお、上部の番号は大会実行委員会で作成します。
 提示時間(予定)は8:50~16:00、討論時間13:30~14:00。掲示開始時間の10分前までに掲示を終え、討論時間には演者は掲示場所で待機してください。

(5)お問合せ先
長野県立大学 中澤弥子(大会実行委員長)
〒380-8525 長野県長野市三輪8-49-7
    Email  nakazawa.hiroko[アットマーク]u-nagano.ac.jp

第6回研究大会(2023年)

第6回研究大会は2024年2月17日(土)-18日(土)に、女子栄養大学駒込キャンパスで開催します。

和食文化学会は、2023年度の研究大会を2024年2月17日(土)・18日(日)に女子栄養大学駒込校舎で開催しました。

 

第5回研究大会(2022年)

第5回研究大会のプログラムを公開しました

第5回和食文化学会研究大会 共通テーマ『和食文化の楽しみ」プログラム2022

日時:2023年3月4日(土曜日)13時30分から、3月5日(日曜日)9時30分から
場所:同志社大学今出川校地烏丸キャンパス志高館1F、主会場SK112教室、ポスター発表SK112教室、会員控室SK107教室、事務局・理事会SK108教室、他

          
第1日(3月4日)プログラム
13時30分 開会挨拶 会長 実行委員長
13時40分 口頭発表1 座長 平本毅 討論者 末原達郎
山形県の魚醤-飛島魚醤の現在-
白石哲也(山形大学)、荘司一歩(日本学術振興会)
「もどき料理」のおいしさの追求ー食科学を学ぶ私達が考える過去の食との向き合い方ー
三浦加帆、小路侑岳、大徳萌々子、乾ひかり、尾崎隼仁、栗井春奈、貞廣涼佳、豊島千帆、鎌谷かおる(立命館大学食マネジメント研究科、立命館大学食マネジメント学部)
黒大豆の利用方法の沿革に関する調査 ー江戸時代の料理本を中心としてー
堀 直也(丹波篠山市役所)
14時55分 休憩(10分)
15時05分 口頭発表2 座長 鎌谷かおる 討論者 山本芳華
江戸時代の酒の風味と香りの表象 ― 俳諧と戯作から ―
母利司朗(京都府立大学名誉教授)、大関綾(大谷大学文学部助教)
故蘿蔔の食文化 ―俳文「故蘿蔔大根論」の解釈を通して―
樗木宏成(中部大学大学院 博士後期課程))
「医心方」中毒篇・食用篇の内容分析について
櫻井要(別府大学))
16時20分 休憩(10分)
16時30分 口頭発表3 座長 坂梨健太 討論者 アイスンウヤル槙林
1980年代以降の家計調査をもとに、菓子の消費動向と地域ごとの食文化の変化について
當眞瑞代(立命館大学大学院 食マネジメント研究科 博士課程後期課程)
乳と和の食文化の融合 ―「ご当地ヨーグルト」の展開
ヨトヴァ マリア(立命館大学)
人新世におけるローカルな食文化
ハイン・マレー(京都府立大学和食文化学科)
第2日(3月5日)プログラム
9時30分 開会挨拶  会長 実行委員長
9時35分 口頭発表4 座長 阿良田麻里子 討論者 新川達郎
京都の酒造りとその歴史―近世を中心に―
小林啓治・小川航典・南薫・三宅咲輝・田代桃子(京都府立大学文学部和食文化学科)
和食料理店をとりまく状況と建物・しつらいの変化の実態
田村 圭吾(京料理萬重) 松原 斎樹( 京都府立大学)  杉本 直子(京都美術工芸大学) 宗田 好史(関西国際大学) 池田 維(京都府立大学) 平本 毅(京都府立大学) 大関 綾(大谷大学)
10時25分 休憩(10分)
10時35分 実践報告   座長 野中朋美
「食の広場」が育んだ「お茶の広場」  ~「日本茶の魅力シンポジウム」等の定期研究会報告~
小田一彦(公益社団法人京のふるさと産品協会)
日本酒が海外市場で受け入れられる過程での出来事 ―フランスでの事例の紹介―
関川 武利(同志社大学大学院総合政策科学研究科)
11時15分 休憩(10分)
11時25分 ポスター発表
昭和初期における山野草の食用利用:日本の食生活全集を中心に
大澤由実(青山学院大学)
三重県志摩市のきんこ芋の特徴に関する考察
和田知隼・石川智士(東海大学海洋学部)
Washoku as a Global Foreign Policy Instrument: Culinary Diplomacy of Japan
ウヤル槙林 アイスン(同志社大学)
持続可能な生産と消費者の選択 -チョコレートをめぐる日本の食文化-
雪 美保子(同志社大学人文科学研究所嘱託研究員)
12時25分 昼食休憩 (理事会)
13時30分 和食文化学会総会
14時00分 大会シンポジウム「和食文化の楽しみ―京料理―」
パネリスト:佐藤洋一郎(京都府立大学、和食文化学会顧問)「いくつもの京料理」
高橋拓児(木乃婦主人、芽生え会)「京料理の技」
杉本節子(料理研究家、奈良屋記念杉本家保存会)「ケとハレ―暮らしを彩る京の和食—」
司会;末原達郎(龍谷大学)
16時00分 閉会 挨拶 会長 次回大会実行委員長

申込方法
下記の申し込み方法の区分に従って、正会員、学生会員、一般の方(非会員)の別、対面参加かオンライン参加かの別に応じて、お申込みください。

  【申込み期間】
2023年2⽉20⽇(月)〜 2023年3⽉ 4⽇(土)

【申し込み⽅法】
以下の会員・学生会員・非会員の区別、対面かオンライン参加かの区別に注意して、それぞれの参加申し込みURLにアクセスしてください。
「和食文化学会会員・学生会員」
対面による会員参加申し込み(参加費3000円)
対面による学生会員参加申し込み(参加費1000円)
オンラインによる会員参加申し込み(参加費3000円)
オンラインによる学生会員参加申し込み(参加費1000円)
「一般の方(本学会員以外の方の公開シンポジウム参加)」
対面による参加申し込み(参加費無料)
オンラインによる参加申し込み(参加費無料)

【参加費】
3月4日、5日研究大会参加費:会員3000円 学生会員1000円
3月5日14時からのシンポジウム参加費:無料

第4回研究大会(2021年)

第4回研究大会の特設サイトをオープンしました

第3回研究大会(2020年)

第3回研究大会の特設サイトをオープンしました

【終了済】第2回研究大会(2019年)

第2回研究大会のプログラムを公開しました

和食文化学会は、2019年10月19日(土)及び20日(日)の2日間にわたり、山形県鶴岡市にて第2回年次大会を開催します。
山形県庄内地域には、山、里、川、海に四季折々の魅力的な食材があり、食関連産業の振興や、地域の食文化の発信・継承の取り組みが活発に行われています。
その中核都市、鶴岡市は、国内で唯一、食文化部門でユネスコ創造都市の認定を受けています。
本大会は山形県庄内総合支庁や、庄内地域の全自治体などの協力を得て、鶴岡駅前のマリカ市民ホールを会場にして開催します。
直前の10月17-18日には「全国農林水産物直売サミット」、18-19日には「食文化による豊かな郷土づくりカンファレンスと研究会の発足(全国自治体が対象)」がいずれも鶴岡市で開催され、全国から食に関心の高い方々が集まります。そのなかのカンファレンスとは、エクスカーションを共同で行います。
大会プログラムは下記です。詳しくはこちらをご覧ください。

▶︎ 10月19日(土)鶴岡駅前集合 
9:00-16:00 エクスカーションコースA 脈々と引き継がれる焼畑ロードのカブ 【藤沢~田川~温海コース】(集合 9:00)
9:00-16:00 エクスカーションコースB 「食」と「祈り」守り継がれる食文化 【羽黒・櫛引コース】(集合 9:00)
9:00-16:00 エクスカーションコースC 鮭の食文化と酒田フレンチ【遊佐・酒田へ】(集合 8:45)
18:00- 懇親会
会場:マリカ東館1F FOODEVER

▶︎ 10月20日(日) 会場:マリカ⻄館3F市⺠ホール      
8:00- 受付開始
8:40-10:45   口頭発表
8:40-9:05 静岡県におけるイルカの食文化と消費動向
岡田 夕佳(東海大学海洋学部)
9:05-9:30 地方都市におけるガストロノミーと観光開発-鶴岡市(山形県)を事例として
尾家 建生(大阪府立大学観光戦略研究所)
9:30-9:55 日本古代の甘み「甘葛煎」の原料植物について
神松 幸弘(立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構)・入口 敦志(第二発表者以降は所属略)
9:55-10:20 ラオス北部タイ系住民の魚類発酵食品をめぐる食文化-ふなずしとの比較から(予報)
落合 雪野(龍谷大学農学部食料農業システム学科)
10:20-10:45 江戸の料理レシピを用いたシステムエンジニアリング分析による自動調理・AI 活用の一考察
野中 朋美(立命館大学食マネジメント学部)・鎌谷 かおる・藤井 信忠(第二発表者以降は所属略)
10:45-11:30  ポスターセッション
01 西伊豆田子地区に残る塩カツオを用いた商品開発
花森 功仁子(東海大学)・川本 大智・山西 秀明・清水 宗茂・日比 慶久・金子 誠・岡田 夕佳・鉄 多加志・関 いずみ・武藤 文人・荻野目 望・石川 智士 (第二発表者以降は所属略)
02 日本における自然環境と食の関係性を探る-納豆食文化を事例に-
三浦 加帆(立命館大学食マネジメント学部)・立石 綾・八木 沙絵・吉越 萌・野中 朋美・鎌谷 かおる(第二発表者以降は所属略)
03 久能石垣イチゴ栽培の歴史からみる伝統農業と食文化の変遷-新たな価値の創造を目指して-
前田 節子(静岡英和学院大学)・横関 隆登・海野 保・鈴木 克己(第二発表者以降は所属略)
04 食感を表す日本語オノマトペの豊かさについて、歯科的考察
河野 亘(京都府歯科医師会)・岸本 知弘(第二発表者以降は所属略)
05 京懐石のハ寸に仕掛けた京料理人のデザイン
橋本 憲一(京都大学経営管理大学院)
06 歴史学・システム学の融合研究による江戸時代の料理本・料理書の解釈
鎌谷 かおる(立命館大学食マネジメント学部)・野中 朋美(第二発表者以降は所属略)
11:30-12:00  総会
13:00-16:00  公開シンポジウム 【地域のWASHOKUを考える】
    ● 対談「地域らしさと⾷」奥⽥ 政⾏⽒ × 江頭 宏昌⽒
    ●「⾷の都庄内」親善⼤使による地域⾷材を使った創作料理
    太⽥ 政宏⽒ フレンチレストラン ロアジス 最⾼顧問
    奥⽥ 政⾏⽒ イタリアンレストラン アル・ケッチァーノ オーナーシェフ
    ⼟岐 正富⽒ 全国技能⼠連合会調理(⽇本料理)部⾨マイスター

【終了済】第1回研究大会(2018年)

2018年度第1回研究大会のプログラムを公開しました

 和食文化学会は、2019年2月23日(土)及び24日(日)の2日間にわたり、京都府立京都学・歴彩館を会場として第1回年次大会を開催します。

 2月23日(土)には、13時から山極壽一京都大学総長によるご講演生間流式庖丁の実演およびトークの二つの特別行事を開催いたします。なおこの特別行事には、非会員の方々もご参加いただけます(資料代として1000円頂戴します)。
 2月24日(日)には、午前中に口頭報告による研究発表および午前午後にかけてポスターセッションを予定しております。そして15時からは実践を中心とした「食の広場」を開催いたします。24日のご参加は会員の方のみとさせていただきます。

▶︎ 2月23日(土) 会場:大ホール
12:00- 受付開始(大ホール)
13:00- 開会
13:00- 会長挨拶
13:10- 招待講演
講演題目:調理はヒトに何をもたらしたか―ゴリラの食生活から
講演者:山極 壽一(京都大学総長)
15:00-16:00 生間(いかま)流式庖丁実演&トーク
17:30- 懇親会
会場:御所西京都平安ホテル

▶︎ 2月24日(日) 会場:小ホール
9:10- 受付開始(小ホール)
9:30-12:00   口頭発表
9:30-9:50 畑と畠の風景ー十七世紀の俳諧資料よりー
母利 司朗(京都府立大学文学部)
9:50-10:10 奈良県山間地集落における本願寺派報恩講の「お斎」に関する研究
末原 達郎(龍谷大学農学部)・玉井 鉄宗・橋本 翠(第二発表者以降は所属略)
10:10-10:30 日本独自のテーブルコーディネートー家庭にみる萌芽期の食空間演出の意義ー
長尾 典子(奈良女子大学大学院)
10:30-10:40 休憩
10:40-11:00 平安時代の食材環境と京料理人の考察
橋本 憲一(京都大学経営管理大学院)
11:00-11:20 スローフード協会と和食
石田 雅芳(立命館大学食マネジメント学部)
11:20-11:40 味噌汁摂取が糖尿病患者に与える影響の検討:KAMOGAWA-DM cohort study
濱口 真英(京都府立医科大学内分泌・代謝内科学)・坂井 亮介・橋本 善隆・鍛冶 亜由美・川手 由香・岡村 拓郎・間嶋 紗織・千丸 貴史・福田 拓也・牛込 恵美・浅野 麻衣・山﨑 真裕・福井 道明(第二発表者以降は所属略)
11:40-12:00 「日本食」の移動と変容ーイタリアの事例を中心としてー
田林 葉(立命館大学政策科学部)
12:00-12:30  総会
12:30-13:30  昼食休憩
13:30-15:00  ポスターセッション
01 京野菜の魅力とブランド戦略の展開
小田 一彦((公益社団法人)京のふるさと産品協会)
02 幕末長州藩における柑橘類の生産村の分布とその特徴ークネンボを中心としてー
五島 淑子・柴田 勝(山口大学教育学部)
03 静岡県掛川市横須賀の在来サツマイモ’にんじん芋’の保全と活用のための学際的研究と地域連携による実践活動
富田 涼都(静岡大学農学部)・前田 節子・小鹿 祥子・松浦 直毅・花森 功仁子・柴田 康佑・柴田 美穂・浅井 辰夫(第二発表者以降は所属略)
04 日本最古の医学書『医心方』で見る食文化と栄養学
櫻井 要(有限会社 まなをかし)
05 Interaction between Globalization and the "Washoku Culture"
UYAR MAKIBAYASHI AYSUN(同志社大学グローバル地域文化学部)
06 「食と倫理的(エシカル)消費 ~京都から繋ぐ大学生と子どもの相互教育~」
雪 美保子(同志社大学大学院)
07 大学生の食行動に影響する要因探索研究:和食文化学の視点から
太田 はるか(同志社大学大学院)・新川 達郎・高橋 由光・中山 健夫(第二発表者以降は所属略)
08 京都に残されていた九条系”一本”ネギ
小笠原 慧(株式会社トーホク)・木村 淳(第二発表者以降は所属略)
15:00-16:20  食の広場
15:00-15:12 オーダーメイドによるこだわりの京野菜栽培
石割 照久(株式会社 嶋石)
15:12-15:24 発酵食品を通じた京都市上賀茂における伝統農業文化・技術継承に関する実践的研究
森田 早映子(同志社大学大学院)
15:24-15:36 「料理人と研究者の対話」研究会の試み
平本 毅(京都大学)・栗栖 基・佐藤 洋一郎・仲田 雅博・橋本 周子・藤原 辰史(第二発表者以降は所属略)
15:36-15:48 世界の台所探検から考える和食の未来
岡根谷 実里(クックパッド株式会社)
15:48-16:00 「クックパッド」におけるスマートキッチンの取り組み
伊尾木 将之(クックパッド株式会社)
16:00-16:20 総合討論

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