和食文化学会

概要

学術情報誌『和食文化研究』を発行します。

和食文化学会の機関誌として、『和食文化研究』を毎年1回発行します。
会員からの投稿による研究論文を中心に、依頼原稿や編集部によるインタビュー記事などを交えて、和食文化や食に関する研究動向を多様な切り口で取り上げます。
若手研究者の発表の場となるだけでなく、幅広い分野の方々にとっての「和食文化学」への入口となりうる総合的な学術情報誌です。

第3号特集「病と食、災害(災厄)と食~和食文化研究の観点から(仮題)」

特集「病と食、災害(災厄)と食~和食文化研究の観点から(仮題)」

和食文化学会編集委員会では、毎年度発行しております学会誌「和食文化研究」の2020年度第3号において「病と食、災害(災厄)と食~和食文化研究の観点から」(仮題であり全体の編集段階で検討し決定予定)と題する特集を設けることとしました。

世界保健機関(WHO)も言う新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、世界中にまん延して大きな被害をもたらしていますし、現時点でもその終息の見通しは難しい情況です。すでにご承知の通り、こうした感染症の大流行は、ペストやコレラ、結核、疱瘡、赤痢など歴史的には様々な文明・文化の盛衰に大きくかかわってきましたし、20世紀に入ってもスペイン風邪やインフルエンザ、あるいは最近でもSARSやMARSなどにより、私たちの暮らしに大きな影響をもたらしてきています。そして言うまでもなく、これら疫病の流行と食とは、密接にかかわってきており、食料生産、流通、調理、食習慣などとの深いかかわりも見られるところです。

こうした疫病の流行と食の問題に関して、和食や和食文化の研究という新たな視座からの検討が必要ではないかと思いいたりました。 この特集に当たり、特集掲載論文として和食文化学会会員各位の積極的な投稿を期待する次第です。その際、「病と食」「病気と栄養」「疫病と食事、食料」あるいは「災害時の食や栄養補給」でも、私たちの「和食文化研究」にふさわしい論として投稿してくださることを期待したいと思っております。

なお、本特集への投稿は、特集の趣旨から、論文のみとさせていただきます。論文投稿にあたりましては、通常の論文と同じ規定といたしますので、投稿要領の「論文」の条件に基づいて応募いただければ幸いです。

また、繰り返しになりますが、和食文化研究に関する論文や報告も従来通り募集いたしております。こちらも要領通りですので、積極的に投稿いただければ幸いです。

(本特集に当たっては編集委員会として、別途、識者の方々に論文を依頼して掲載する予定であることを申し添えます。)

提出方法
① 事務局への電子メールに添付の電子媒体とします。
② 電子メールの添付機能が利用できない場合など、提出方法について問題がある場合には、ファイル転送ソフトなどをご利用いただくことになりますが、あらかじめ事務局にご相談ください。

第3号掲載希望の論文および報告の申し込み期限
2020年8月31日23時59分までに事務局で受信のもの
(締め切り間際のご送信は、着信できないことがありますので、余裕をもってご送信ください。なお、この期限以後に投稿されたものは、第4号以後の掲載候補とさせていただきます。)

投稿申込書の記載事項
投稿の申し込みに当たりましては、以下の事項を「投稿申込書」として別紙に記して添付ください。なお申込書は、電子媒体としてください。
① 論文名
② 著者氏名
③ 連絡先住所
④ 電話番号または携帯番号(ファックス番号があればあわせて記載ください)
⑤ 電子メールアドレス(*投稿以後の連絡は原則として電子メールによります)
  投稿いただいた後、事務局から投稿受領の返信を申し上げます。
返信がない場合には、上記の事務局のご連絡ください。

投稿要領はこちら

最新号紹介

最新号紹介

和食文化学会設立発起人会では、2019年12月に『和食文化研究』の第二号を発行しました。2本の論文と4本の報告を採択し、学会の活動記録も掲載しております。宗教と食の関係、食行動など、多角的な記事から構成されておりますので、お楽しみいただけるのではないかと思います。

第二号目次

《論文》
「お斎」の研究―奈良県山間地集落における本願寺派報恩講の事例から―◇末原達郎・玉井鉄宗・橋本翠
大学生の食行動に影響する要因探索研究―和食文化の視点から◇太田はるか・新川達郎
《報告》
<翻刻>国立国会図書館蔵『大食寿之為』◇大関綾
スローフード協会と和食◇石田雅芳
食感の美味しさを表す日本語オノマトペ◇河野亘・岸本知弘
和食の文化とガストロノミー◇尾家建生
《学会記録》
2019年度の和食文化学会の歩み

創刊号目次

《巻頭言》
初夢◇佐藤洋一郎
《論文》
和食の文化的景観◇金田章裕
和料理人視点からの京料理黎明期の考察―食材環境から◇橋本憲一
京都の伝統漬物「すぐき漬」の歴史と成分的特徴に関する考察◇森田早映子
《報告》
近世初期文芸に見える<おぼろ豆腐>◇母利司朗
未就学児、小中学生の親の食に関わる意識調査◇櫻井要・櫻井雅子・河村能夫
《開催報告》
和食文化学会設立総会〜食文化学の創生をめざして〜

創刊準備号目次

《巻頭言》
和食文化の体系化を目指して◇石毛直道
和食とは何か―学会発足にあたって―◇熊倉功夫
「和食文化学会」への期待◇山田啓二
《論考》
和食文化学へのいざない◇佐藤洋一郎
和食文化研究のこれまでと今後◇原田信男
修験道と和食―「薬食同源」思想に関連して―◇上田純一
和食文芸という試み―日本古典文芸を通して見る食文化の美意識や感覚―◇母利司朗
京都和食文化研究センターの挑戦◇宗田好史
《和食文化学へのアプローチ》
~食農倫理論から~食消費から農業と農村を支える―都市化時代の食研究―◇秋津元輝
~社会人類学から~食と地域領域論◇朝倉敏夫
~食と農、行政の現場から~「和食文化学会」に期待する!◇小田一彦
~農学論から~農学から和食文化学へのアプローチ◇末原達郎
~食品科学から~食品機能性研究の観点から見た和食材への期待◇中村考志
~政策科学から~「和食文化学」における政策科学からのアプローチ◇新川達郎
《鼎談》
和食文化学会への期待と展望◇佐藤洋一郎・宗田好史・村田吉弘
《表紙写真》
撮影◇森枝卓士

バックナンバー

著作者の掲載許可が得られたものについては、当ホームページ上で順次公開予定です。

投稿案内

『和食文化研究』に掲載する研究論文を募集します

論文を投稿される方は、「和食文化研究」論文等公募要項・投稿規定に従ってご執筆ください。
投稿できるのは筆頭著者が本学会会員である原稿のみです。また通年で募集しますが、6月末日までに投稿されたものを当該年度の学会誌の掲載候補原稿とします。